
みなさん、お家に植物って置いてますか?
植物が家に飾ってあると、見た目もオシャレになる気がするし、緑に癒されます。
ただ、世話するのに手間がかかったり、いつのまにか枯れてしまったり、なんとなく難しいイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際は、観葉植物は丈夫で手のかからないものが多いので、ポイントを押さえておけば慣れていなくても長く育てることができます。
今回は、室内でも育てやすいおすすめの観葉植物の紹介と、観葉植物を選ぶポイントについて解説します。
観葉植物とは?


観葉植物とは、お花とは違って、植物の葉の形・大きさ・色・模様などを見て楽しむ植物のことを言います。
種類も大変多く、基本的に丈夫で育てやすいものが多いので、園芸初心者の方にも向いています。
比較的手に入りやすいというのも特徴で、お花屋さんやホームセンターはもちろんのこと、最近ではインテリアショップや洋服屋さんなどでも買えるところが増えています。
また、植物は買って持ち帰るときにちょっと気を遣うものですが、ネットでも植物を扱うお店が増えており手間なく買うことができるようになったことも、植物を育て始める人が増えた理由のひとつとなっています。



雑貨や洋服を買うのと同じように、植物をネットで買うという方が多くなった気がします。
育てやすい観葉植物を選ぶときのポイント


育てやすい観葉植物を選ぶときのポイントには以下のようなものがあります。
- 置き場所の日当たりはどのくらいか
- 水やりの頻度はどのくらいか
- サイズはどのくらいにしたいか
それぞれ順番に見ていきましょう。
置き場所の日当たりはどのくらいか
室内といっても、窓際のカーテン越しやデスクの上などさまざまで、置き場所によって日当たりの具合が変わってきます。
植物には日光が大切というのが一般的な考え方ですが、観葉植物は基本的に丈夫なので、年中日が当たる場所でなくても育てられる場合が多いです。
観葉植物の種類によっても、より日陰に強いものなどがあるので、置ける場所によって選んでみるのもよいでしょう。



クーラーの風が直接当たるような場所だと、乾燥しすぎて植物が弱ってしまうので気をつけましょう。
水やりの頻度はどのくらいか
植物の世話をするときに一番気になるのが、水やりのタイミングではないでしょうか。
観葉植物は丈夫なので、頻繁に水やりをしなくてもすぐに枯れたりしないものが比較的多いですが、なるべく手間をかけずに植物を育てたい方や留守がちの方は、乾燥を好む植物を選ぶとよいでしょう。
また逆に、気にかけて水をあげすぎてしまうのも、根腐れの原因などになる可能性があります。
そのような方は、お水が好きなタイプの観葉植物を選ぶのがよいですね。
こんなのもあります
どのタイミングで水やりをしたらよいかわからない!という方に、土に挿しておくだけで、色の変化で乾き具合がわかる便利グッズです。



電池も不要で、グッドデザイン賞も受賞した細くてシンプルな形なので、インテリアにも馴染みます。


サイズはどのくらいにしたいか
リビングのシンボルツリーとして置くものなのか、デスクの片隅に癒しの存在として置くものなのかで、求めるサイズ感が変わってきます。
植物の生長スピードは、ぐんぐん伸びる旺盛なものから、ほとんど形を変えない緩慢なものまでさまざまです。
また、鉢の大きさによっても育ち具合が異なってきますので、どんどん育てたい場合は大きめの鉢のものを、控えめにしたい場合は小さめの鉢のものを選ぶようにしましょう。
3〜5号鉢・・・直径9cm〜15cm。片手か両手で持てるくらいのサイズ感で、ちょっとしたスペースにも。
6〜8号鉢・・・直径18cm~24cm。両腕で抱えて持てるくらいで、存在感もあるサイズ。
9〜11号鉢・・・直径27cm~33cm。土も入れるとかなり重くなるので、シンボルツリーとして。
おすすめの育てやすい観葉植物5選


おすすめの育てやすい観葉植物には以下のようなものがあります。
- パキラ
- ガジュマル
- モンステラ
- サンスベリア
- エバーフレッシュ
それぞれ順番に見ていきましょう。
パキラ


パキラは、観葉植物の中でも特に育てやすく、初心者の方にも向いています。
太い幹から細い茎がにょきっと出てきて、その先に葉を付けます。
暑さ寒さや乾燥にも強く、日光は好きですが日陰気味の場所でも元気に育つので、置き場所を選びません。
また、幹の形も、野生味のある太いものや三つ編みふうにねじってあるものなどがあって、好みのデザインを楽しめます。
サイズもデスクに置けるような小さいものからシンボルツリーになるくらいの大きさまでさまざまです。



春になると小さい葉っぱがぴょこぴょこ生えてくる姿に癒されます。
たとえばコレ


ガジュマル


ガジュマルは、幹を足のようにして土に立っているような座っているような、ユニークな形が魅力です。
その太い幹に水を溜め込んでいるので、他の観葉植物よりも乾燥に強く、水やりも控えめで大丈夫です。
日光が好きで、よく日を当ててあげるとがっしりした丈夫な幹に育ちます。
枝が伸びすぎたら、ざっくり切ればまた新芽が生えてきますし、切ったほうの枝も水に挿しておくだけで根っこが出てくるくらい強い植物なので、初心者の方にもおすすめです。



ひとつひとつが違った形をしているので、育てているうちに愛着が湧いてきますよ。
たとえばコレ


モンステラ


モンステラは、大きな葉っぱに入る独特な切れ込み模様が特徴です。
エキゾチックなイメージを持つその模様は、お部屋の雰囲気をガラリと変えてくれ、インテリアのアクセントにもなります。
日陰にも強いので、日当たりがあまり良くない場所でもちゃんと育ってくれます。
水やりは夏はたっぷり、冬は控えめにという基本的なタイプです。



枝をどんどん伸ばして大きく育てることもできるし、小さめの鉢でコンパクトに飾れる品種もあります。
たとえばコレ


サンスベリア


サンスベリアは、葉っぱに薄い色のラインや白い模様の入った、スタイリッシュでデザイン性の高い観葉植物です。
その葉っぱに水分を蓄えているので、水やりの回数が少なくてよく、手間なく育てられます。
冬は休眠するので、水をあげない断水をしてしまっても大丈夫なくらいです。
耐陰性もあるので、窓から離れた部屋の角などでもシュッと葉が伸びたスタイルがよく映えます。



よく見かける、上に葉が伸びるタイプの他にも、変わった形のものがあるので好みのものを集めるのも楽しいです。
たとえばコレ


エバーフレッシュ


エバーフレッシュは、爽やかな名前の通り、涼しげな姿で人気がある観葉植物です。
小さくて細長い葉っぱがたくさん連なっていて、昼間はその葉を広げていますが、夜になると知らないうちに葉を閉じて眠っている姿が不思議でかわいいです。
水やりは好きなので、春〜夏はたっぷり水をあげると喜びます。
日光も好きなので、できるだけ日当たりの良い場所に置くほうが元気に育ちます。



わさわさとした小さな葉っぱと細い幹がお部屋をおしゃれにしてくれます。
たとえばコレ


番外編(セットもの)
いろいろと育てやすい植物を紹介してきましたが、いざネットで買おうと思ってもどれにしようか迷ってしまうことが多いと思います。
そんな方におすすめなのが、観葉植物が複数個のセットになって販売されているものです。
それならいろんな種類のものを楽しめますし、ひとつ売りよりお買い得になっていることも多いです。
自分で種類を選べるものもありますし、お店で選んで発送してくれるものもあるので、試してみてはいかがでしょうか。



新しい植物との出会いがあるかもしれませんね!
たとえばコレ


まとめ
今回は、育てやすい観葉植物を選ぶときのポイントと、おすすめの観葉植物をピックアップして紹介しました。
植物はひとつ飾ってあるだけで、部屋をオシャレに見せてくれたり、緑に癒されます。
観葉植物は丈夫で初心者の方でも育てやすいものが多いので、ぜひお気に入りのものを探してみてください。



どんなものでも、育て始めるとかわいくなってきたりするものです。